弁護士の5つのタイプ

弁護士は大きく5つに分けることができます。

それぞれ特徴があります。くれぐれも間違った弁護士を選ばないでください。

悪徳弁護士

一つ目は、悪徳弁護士です。

悪徳弁護士とは、もっぱらお金のために違法なことまでしている弁護士のことです。

その代表は非弁提携です。
紹介手数料を払って業者からお客を紹介してもらう。弁護士資格のないものに名前を貸して交渉ごとをさせる、というのもあります。

また、依頼者から預かったお金を着服するという弁護士もいます。

示談金1千万円を預かり、使い込んでしまった。遺産分割金2千万円を獲得し弁護士の銀行口座に入金されているはずだが、 依頼者に渡さず使い込んでしまうなど、一般市民には信じられない弁護士がいます。

くれぐれも悪徳弁護士には気をつけてください。

正義の味方の弁護士

二つ目は正義の味方の弁護士です。

正義を追求するのが弁護士ですが、その意識があまりにも強い弁護士です。

例えばDVで困っている主婦の相談は受けるが、DVで離婚を迫られている夫の相談は受けないというような弁護士です。

この手の弁護士は、相談者がどうこうというより、正義のために自分は何をしたか、という点に関心があり、 「そんなDV男はとことん懲らしめましょう。」と相談者よりも懲らしめることの方にいってしまうことがあります。

ある面、頼もしくもあるのですが、足して2で割るというような交渉ごとには向きませんので、 被害者であるあなたが強い意志を持っていないと、話がこじれることがあります。

サラリーマン弁護士

三つ目はサラリーマン弁護士です。

このタイプは給料分の仕事をすれば文句はないでしょう。という弁護士です。

逆に、弁護士費用分の仕事はしているのだから文句を言うな。という感じです。

この手の弁護士とは弁護士費用のことでもめます。

理由は簡単で、一般市民の考える弁護士の料金と弁護士の考える料金に開きがあるためです。

一般市民からすると50万円も払っているのだから、たった三日ではなく、もっと時間を使ってくれると思っていた。
たいして時間も使ってないのに50万円は高すぎる。
というような不満が後から生じ、問題になることがあります。

これは弁護士と一般市民の金銭感覚のずれから生じる問題です。

相談をしているとだいたいその弁護士の人柄がわかりますので、 少し自分には敷居が高いな、と感じたら、違う弁護士を探したほうがよいかもしれません。

薄利多売の弁護士

四つ目は薄利多売の弁護士です。

弁護士費用を安くして、多くの人の相談にのってあげようという弁護士です。

現実問題として、民事などで弁護士が介入したことが相手方に伝わるだけで、 金の貸し借りなどの問題が解決してしまうことも多くあります。

比較的あなたが時間に余裕があり切羽詰っていないときは有効かもしれません。

ただし、刑事事件のような集中して弁護士に時間を割いてもらわなければならないような事件は、 薄利多売型の弁護士は不向きです。

離婚や民事など比較的時間に余裕がある場合に向いているでしょう。

相場重視の弁護士

五つ目は周りの弁護士の相場を重視する弁護士です。

比較的バランスが取れていてくせがなく、最も多いタイプだと思います。

あなたが弁護士を探したときに一番会う確率が高いタイプの弁護士です。

このサイトを読んでいる人は相場がわかりますので、 後は弁護士の人柄、信頼できるかによります。

何度も書きますが、少し合わないと思ったら、違う弁護士を探すのも手です。

ですから弁護士に相談する場合は、候補を最低二人ぐらい探しておいて、 最初の弁護士に疑問があれば、次の弁護士に相談してみましょう。

ブランド重視の弁護士

六つ目は相場より高めの価格に設定する弁護士です。

自分自身をブランド化し、相場が50万円なら自分は100万円と高めに弁護士費用を設定します。

それだけ自信があるということですが、 一般市民の相談のほとんどは弁護士にしてみれば、日常的な事件がほとんどです。

弁護士費用が高い方がよくやってくれる、ということはありません。

例えば、かぜで病院へ行くのに、わざわざ料金の高い先生に見てもらう必要がないようなものです。

先にも書きましたが、普通の弁護士とも金銭感覚が違うのですから、 ブランド化しようとする弁護士とはお金に関する感覚が大きく異なります。

あなたが、資産家でお金にそれほど敏感でないのならまだしも、普通の方であれば、 無理して弁護士費用の高い弁護士に依頼する必要はないと思います。

大手弁護士事務所

最後は大きな弁護士事務所です。

大きい弁護士事務所は、一流企業の顧問がメインで、個人の事件は、顧問先の社長や役員などが顧問との関係になりますが、 ホームページを見ると一般の方の相談も受け付けています。

しかし、一般市民が大手の弁護士事務所に依頼するのは、敷居が高いように感じます。

町弁(マチベン)といわれるような、身近な弁護士に依頼するほうがよいかと思います。

弁護士費用アナリストのお勧めは

七つのタイプの弁護士を見てきましたが、一般市民の方ならば、 私は、相場重視型の町弁をお勧めします。

それとこれはひとつの尺度でしかありませんが、NHKの放送でも紹介されていましたが、 過去に懲戒処分を受けたかどうかを調べたほうがよいかと思います。

2ヶ月業務停止などの懲戒を受けて、きちんと業務を停止し反省し、今は心を入れ替えまともにやっている弁護士もいるでしょうが、 懲戒処分を受けたかどうか調べられるサイトがありますので、念のために調べておいたほうがよいです。

グーグルで「弁護士 懲戒」と検索するとサイトが見つかります。
弁護士の名前を入れて検索するとわかります。

ただし、過去に懲戒を受けているからだめというわけではありません。
きちんと処分を受け入れ今はまともにやっている弁護士もいます。
その一方、何度も繰り返し懲戒処分を受けている弁護士もいます。

参考にするかしないかはあなたの判断ですが、一応、調べておいたほうがよいかと思います。

とにかく、一般市民にとって弁護士に依頼するのは大きな問題ですから、信頼できる弁護士を選んでください。

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