離婚事件費用のめやす
今は自由価格ですが、以前は弁護士報酬会規に基づいて弁護士費用が算出されていました。
今でも多くの弁護士がめやすにしている報酬会規に記載されていた弁護士費用を参考にして
相場を表示しておきます。
離婚調停事件又は離婚交渉事件:
着手金・報酬金各々:30万円以上50万円以下
離婚訴訟事件:
着手金・報酬金各々:40万円以上60万円以下
離婚訴訟まで発展しないで離婚できた場合は、着手金＋報酬金で、60万円〜100万円の範囲の弁護士費用
ということになります。
これ以外に弁護士の日当、さらに慰謝料などの経済的利益がある場合はその分が計算されプラスされます。
例．慰謝料３００万円の離婚の場合
たとえば慰謝料３００万円を請求し、離婚調停で慰謝料３００万円で離婚が成立した場合
離婚調停にかかわる費用
着手金:30万円以上50万円以下
報酬金:30万円以上50万円以下
経済的利益の額による加算
着手金:300万円×8%＝24万円
報酬金:300万円×16%＝48万円
上記から着手金は、54万円以上74万円以下、報酬金は、78万円以上98万円以下となり、
合計132万円〜182万円ということになります。
弁護士日当の相場は１時間1万円ですので、この離婚調停で40時間の時間がかかったとすると、
40時間×1万円＝40万円がプラスされます。
トータル172万円〜222万円の弁護士費用となります。
◆離婚調停の相場
◆離婚訴訟の相場
◆不倫慰謝料請求訴訟の相場（訴える場合）
◆不倫慰謝料請求訴訟の相場（訴えられた場合）
◆離婚事件費用のめやす
◆不倫の定義
◆離婚における不倫、不貞行為とは
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