弁護士費用保険とは

弁護士費用保険とは、法的トラブルなどにあわれた時にかかる弁護士費用の一部または全額を保険金でまかなえる保険サービスのことです
病気やけがの場合に健康保険があるように、日常生活の予期せぬ法的トラブルの場合に弁護士費用の一部または全額を保険金でまかなえるのです。

私も万が一のために弁護士費用保険に入っています。
このページでは私が弁護士費用保険に入った理由を公開します。

相続や離婚、突発的な事故の被害などにあった場合に、弁護士への相談料や委任費用を「保険金」としてお支払する保険があります。詳しくは下記の画像をクリックしてください。

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私と弁護士費用保険

【隣人問題の法律相談体験談の動画】

私は以前、近隣問題で悩んでいました。
隣の家の木の枝が我が家の駐車場にせり出していたのです。
はじめのころはそのうち切ってくれるだろうと思っていましたが、大幅にせり出し、2台駐車できるスペースに1台しか駐車できなくなったときは、さすがに我慢できず切ってもらうように隣人に言いに行きました。

木の枝がこちらの敷地にはみ出していれば、相手に切らせることができる」と、テレビなどの法律相談番組で弁護士は回答しています。
しかし現実にはこちらが「木の枝がはみ出しているので切ってください」といっても、相手に「なんで切らなきゃいけないんだ」と開き直られるとそれでおしまいです。

私の場合もそうでした。たびたび枝を切ってくれるように頼んでいたのですが、そのたびに口げんかになり、はみ出している枝を切ってもらうことはありませんでした。
しかも私が費用を負担するので業者に頼んではみ出している部分を切ってもらってもいいか、というと「勝手に切ったら賠償してもらうからな」と言われるしまつです。

法律的にもいくら敷地内にはみ出ているからといって相手の了承なく勝手にはみ出している枝を切ったら、今度はこちらが相手から訴えられる立場になるようです。

困り果て私は弁護士に相談に行きました
しかし実際に弁護士に依頼するとなると、数十万円の弁護士費用がかかります。
その弁護士費用は私が負担しなければならないのです。
つまり、弁護士に依頼し無事にはみ出している枝を切ってもらえたとしても、私は数十万円の弁護士費用を負担しなければならないのです
さらに枝を切ってもらえたとしても、その後また枝が伸びてきてはみ出してきたら、その度に弁護士に依頼しなければならないとも限りません。

こう書くと、
隣人に1台分の駐車スペースが使えない分の慰謝料を請求し、それを弁護士費用にあてれば、と思われる人もいるでしょうが、慰謝料といっても獲得できるのは数万円ですし、そもそも慰謝料をきちんと払ってもらえるでしょうか。

どこでどうボタンを掛け違えたのか、私と隣人との関係は最悪でした。
結局、私は仕事の都合で引っ越さなければならなく、その問題は解決することができました。

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私が弁護士費用保険に入った理由

保険ですから、すでに事が起こっているものには保険は適用されません。
ですから、私の場合も弁護士保険に入っても保険に加入する前の隣人問題では弁護士費用を保険金でまかなうことはできません。

もっとも引っ越しをして、その問題は解決しているのですが、私はどうして、最初は普通に接していた隣人とここまでこじれてしまったのかを考えてみました。
そして私の出した結論は、私が下に見られ、なめられていたんだな、ということでした。

私がもっと好戦的で威嚇するようなタイプで、こいつに何かしたら倍返しされそうだ、と思われていれば、こんな問題は起こらなかったのかもしれません

そして世の中の多くのトラブルがこのような感覚で起こっているのではないか、と思うようになりました。

例えば、貸したお金を返さないのは返さなくてもいいだろうと軽く思われているからですし、
相続の際に勝手に配分を決められてしまうのも、弟、妹だからと軽く見ているからだと思います。
セクハラ、パワハラだってそうでし、モラハラだってそうだと思います。
加害者側は相手を下に見て問題を軽く考えているのです。

ですから私は弁護士保険に入って、何かあったら私の後ろには弁護士がついているんですよ、というのをアピールしておいた方がよいんじゃないかと考えました

娘が大学に入学したときには、娘を弁護士保険に入れました。
そして娘には弁護士保険に入っていることを話のネタにしておきなさい、そうすればこの子に変なことをすると弁護士から訴えれるかもしれないと思われるから、と伝えてあります。

女の子は特にセクハラやバイト先での残業代未払い、長時間労働など、親にも相談できずため込んでしまうことがあります。
離れて暮らす親としてはとても心配です。
親が直接かかわれなくても、弁護士保険に入って少しでもそのような問題には毅然と対応するような姿勢を見せて入れば、それが結果としてトラブル発生を未然に防げるかもしれないと考えたのです

ですから、娘も弁護士保険に入れました。

私の場合は弁護士保険に入っていることで未然にトラブルをふせぐことができればいいな、というのが主な理由で弁護士保険に入っていますが、何か本当に弁護士を立てて争わなければならない時には弁護士費用の一部または全額を保険金でまかなうことができるので、泣き寝入りせず我慢しなくてもよくなるのかな、とも考えています。

もっとも保険ですからすべての事件で保険金がおりるわけではありません。
私の入っている弁護士費用保険では、待機期間を過ぎれば離婚や相続問題でも保険金がおりますが、離婚問題や相続問題の弁護士費用の保険金がおりないなど、弁護士費用保険を販売している会社はいくつかありますので、しっかりその辺はご自身で調べておいてください。

まだ弁護士保険は日本ではなじみがないようですが、これから普及するかもしれないと個人的には思っています。

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