(※このページは2019年8月21日に更新されました)

不倫の慰謝料を請求する側、請求された側の弁護士費用の相場に関して解説しています。

交渉で解決できた場合の不倫の弁護士費用

交渉で解決できた場合(裁判外)の不倫の弁護士費用は大きく分類すると以下の3パターンになります。

A.着手金:10万円、報酬金:獲得額の20%
B.着手金:20万円、報酬金:獲得額の16%
C.着手金:0円、報酬金:20万円+獲得額の16%

不倫の慰謝料の相場は、50万円から300万円です。
ですから、弁護士費用はおおよそ下記の範囲内となります。

慰謝料50万円なら弁護士費用は20~28万円
慰謝料100万円なら弁護士費用は30~36万円
慰謝料300万円なら弁護士費用は68~70万円

結果として、AからBパターンのどの法律事務所を選んでも弁護士費用の面ではあまり差はありません。

ただし交渉が長引いた場合など、着手金には交渉5時間まで以後1時間ごとに2万円という法律事務所もあります。

何時間くらい不倫の慰謝料交渉をしてくれるのか。
どのような状況になったら裁判に移行するのか。
など確認することも必要かと思います。

裁判で解決できた場合の不倫の弁護士費用

裁判への弁護士出廷が5回以内で解決できた場合の弁護士費用は下記の通りです。

A.着手金:20万円、報酬金:獲得額の20%
B.着手金:30万円、報酬金:獲得額の16%
C.着手金:0円、報酬金:35万円+獲得額の16%

裁判で不倫の慰謝料を獲得できた場合の弁護士費用は以下の通りです。

慰謝料50万円なら弁護士費用は30~43万円
慰謝料100万円なら弁護士費用は40~51万円
慰謝料300万円なら弁護士費用は80~83万円

裁判の場合、出廷1回につき2~3万円を加算という法律事務所もありますので、裁判が長引くと弁護士費用が増えることがあります。

裁判何回目から出廷1回につきいくら加算されるのかも事前に確認しておきましょう。

不倫の慰謝料請求は弁護士に依頼した方がよい理由

弁護士費用は高額になりますが、私個人としては不倫の慰謝料請求は弁護士に依頼した方が良いかと思います。

というのも、不倫問題は感情的になりやすく、慰謝料を請求するのはあたりまえの権利と考え、不倫相手の家庭や職場に乗り込んだり、脅迫まがいのことをしてしまうことがあるからです。

また不倫相手に罵声をあびせたり、不倫相手にいやがらせをすると、裁判で慰謝料が減額されことがあります。

ですから、弁護士費用はかかりますが、私は不倫の慰謝料請求は弁護士に依頼した方がよいと考えます。

離婚しないのであれば和解の方がよい

不倫した配偶者と離婚せず同居し、今後も婚姻生活を送るのであれば、裁判まで持ち込まず和解で解決した方がよいかと思います。

理由は、その方が費用面、条件面で有利だからです。

まず費用面ですが、離婚せず同居の場合の不倫の慰謝料の相場は50万円から100万円です。

裁判外の和解なら、獲得できた慰謝料が50万円でも手元に22~30万円のこります。
ところが裁判になると、7~20万円ほどしか残りません。

次に条件面ですが、和解の場合、和解書に様々な条件を加えることができます。
もっともメジャーなのは「一切の連絡をせず、再び不倫行為に及んだ場合は〇〇万円支払う」という項目ではないでしょうか。
また「守秘義務、第三者に口外しない」「求償権(詳しくは「不倫と求償権」を参照)は放棄する」などの条件を入れることができます。

ですから、費用面、条件面を考え、できれば和解で解決できた方がよいかと思います。

不倫の慰謝料を請求された場合の弁護士費用

不倫の慰謝料を請求された側の弁護士費用は以下の2パターンになります。
【交渉で解決した場合】
A.着手金:10万円、報酬金:減額した額の20%
B.着手金:20万円、報酬金:減額した額の16%

【裁判で解決した場合】
A.着手金:20万円、報酬金:減額した額の20%
B.着手金:30万円、報酬金:減額した額の16%

交渉と裁判の違いは、裁判になった場合は着手金が10万円アップする点です。
また、裁判の場合、出廷1回につき2~3万円を加算という場合がありますので、何回の出廷まで着手金に含まれるのか確認してください。




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