自己破産者の年収(月収)を調べてみました。

月収15万円未満が56.71%と、半数の方が月収15万円未満となります。

男女別では、月収15万円未満の男性は47.65%、女性は68.6%になります。

一方、月収30万円以上は4.04%と少数でした。

月収30万円未満に広げると92.98%、男性91.61%、女性94.77%となります。

ですから、多くの方が男性、女性とも月収30万円未満と考えてよいかと思います。

前回調査した「自己破産者の年代(年齢)と性別」では、30歳以上69歳以下の自己破産者が約85%でしたので、収入と年齢を合わせて考えると以下のようなことが言えるかと思います。

  • 月収15万円未満が半数以上
  • 約9割が月収30万円未満
  • 40歳代26.01%、50歳代22.78%、30歳代19.55%、60歳代16.40%
  • 40歳代から50歳代で約半数

※基にしたデータは日本弁護士連合会消費者問題対策員会が公表している「2017年破産事件及び個人再生事件記録調査」になります。

なお、詳しいデータは下記の通りとなります。

自己破産者の月収

月収帯
(万円)
合計 男性 女性
0~5万円未満 20.03% 15.79% 25.61%
5~10万円未満 15.27% 12.23% 19.25%
10~15万円未満 21.41% 19.63% 23.74%
15~20万円未満 18.34% 19.35% 17.01%
20~25万円未満 11.87% 15.93% 6.54%
25~30万円未満 6.06% 8.68% 2.62%
30万円以上 4.04% 5.83% 1.68%
不明 2.99% 2.56% 3.55%

※出典:日本弁護士連合会消費者問題対策員会「2017年破産事件及び個人再生事件記録調査」

この情報が参考になれば幸いです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。

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