客は焦っているんだからもっと弁護士費用を高くしても大丈夫です

この記事は書こうか非常に悩みましたが、一般の方々も知っていた方がよいと思いますので書きます。

これから話すことは、ある弁護士から聞いた話です。
その弁護士はある企業主催の「法律事務所の顧客開拓セミナー」に参加したそうです。

そこでセミナー講師が「刑事事件で逮捕された家族は、
早く釈放してもらわないと会社に逮捕されたことがバレてしまう。
刑務所に行くことになったらどうしよう。
など焦っているので、弁護士費用を高くしても受任できる。 だから、立派なホームページを作って、広告宣伝費をかけても、弁護士費用を高くして儲けることができる」 というようなことを言ったそうです。

そして、この話をしてくれた弁護士は「それじゃ、何もしらない素人からぼったくれと言っているのと同じじゃないですか」 と怒っていました。

私も同感です。
焦っているという顧客の弱みにつけ込んで、弁護士費用を高くするというのは納得できません。

商売の基本とはいえ

「安く仕入れて、できるだけ高く売る」というのは商売の基本ですが、 何も知らない素人相手に高く売りつけるのはいかがなものかと思います。

私も法律事務所のアドバイザーをしていますが、 さすがに「一般市民は弁護士費用のことなど何も知らないので、ぼったくれますよ」というようなアドバイスはしません。

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弁護士業界も競争が激しくなって、やったもん勝ちのような、モラルの低いことをアドバイスする方もいます。
また、「弁護士が儲けて何が悪いの?」「どうやったら高く売れるを考えるのは当たり前じゃない?」という方もいます。

ですから、立派なビルに入居しているとか、派手に広告宣伝しているとか、デザインのきれいなホームページだとか、 ホームページにいいことが書いてあるとか、そういう表面的なことだけで弁護士を選ばず、 きちんと面談し、弁護士と話をして、弁護士費用も細かく聞いて、それで判断してください。

ネットで検索するときも3ページくらいまでみて、 きれいなデザインの法律事務所、やぼったいデザインの法律事務所、素人っぽいデザインの法律事務所など、 いろいろなデザインの法律事務所のホームページを読んでみるといいかもしれません。

とかく一般市民の方は、デザインのよいホームページの法律事務所を選びがちですが、デザインがよい事務所がよい事務所とは限りません。
ですから、検索した時は、検索結果の1ページ目だけチェックするのではなく、3ページ目くらいまでしっかり吟味したほうがよいです。

弁護士選びの参考になれば幸いです。あなたに合ったよい弁護士をお選びください。

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