夫の不倫で協議離婚する場合、有利に話を進めるために弁護士を頼むべきか
夫の不倫が原因で離婚するとなったら、今後生活していくためにも当然養育費や財産分与は取れるだけとりたい、こんな目に合わせた夫からいっぱい慰謝料をもらいたいと思うものでしょう。

しかし、実際どうやればこちらに有利に話を進められるか、どれぐらいの金額取れるものなのか、法律的にはどんな権利があるのかなどわからないことだらけで不安な気持ちになると思います。

やっぱり専門家である弁護士に依頼するべきだろうかと迷うところですが、弁護士に頼むのがベストというわけでもないようです。

夫がこちらが弁護士に依頼したことで腰が引けて、希望の内容で応じてくれればいいのですが、逆に意固地になって無理を言って来たりする可能性もあります。

弁護士は協議離婚で話を円満にまとめられるように働きかけますが、強制はしません。相手も弁護士を立ててくると、弁護士同士の話で妥当な額に落ち着くので、弁護士に頼まないで素人の本人同士で話し合った方が意外と多い金額で決まることもあるかもしれません。

しかし、DV夫や興奮しやすくとても話し合いができそうもない夫の場合は冷静な話し合いは無理でしょうから、弁護士に依頼するべきでしょう。

協議離婚での取り決めは後で反故にされる事も多く、弁護士に依頼すればその点でも強制力のある公正証書の作成を勧めてくれるので安心です。

まずは、弁護士に相談し、見積もりを出してもらい、慎重に検討なさるのがよいかと思います。

弁護士もいくつかの法律事務所に相談してみると、自分にあった弁護士を見つけることができます。