以前、離婚の弁護士費用は地域で異なるのか? という疑問が沸きあがり、全国の法律事務所のホームページを調べたことがあります。
(詳しくは『【2020年】離婚の弁護士費用の全国ランキング』をご覧ください)

今回は、日本一離婚の弁護士費用が高い弁護士はいくらぐらいか調べてみましたので、このページでご報告いたします。




弁護士費用は自由価格です

まず初めに誤解のないように説明いたします。

弁護士費用は自由価格です。

各法律事務所で自由に決めてよいこととなっています。

ですから、相場よりも高い弁護士もいれば、安い弁護士もいます。

それはその弁護士や法律事務所の方針だと思いますので、弁護士費用が相場よりも高いということが違法ということはありません。

その点をご理解ください。

1位は離婚調停230万円、離婚裁判300万円

私がネットで調べた限りでは、一番高かった弁護士は、離婚調停で230万円でした。

離婚調停:着手金180万円、報酬金50万円+経済的利益の10%

離婚裁判:着手金240万円、報酬金60万円+経済的利益の10%

着手金の方に比重がかかっていることがわかります。




2位は離婚調停160万円、離婚裁判200万円

2位の弁護士は、離婚調停で160万円でした。

離婚調停:着手金80万円、報酬金80万円+経済的利益の10%

離婚裁判:着手金100万円、報酬金100万円+経済的利益の10%

こちらの弁護士は、1位の弁護士とは異なり、着手金と報酬金が同額というオーソドックスな弁護士費用体系となっていました。

全国平均は58.0万円

【2020年】離婚の弁護士費用の全国ランキング』では、離婚調停の全国平均は58.0万円でした。

東京は全国で一番高く、68.1万円でした。

2位横浜66.2万円と、人口が多い都市の弁護士費用が高い傾向にあります。

よく価格に関しては『需要と供給』できまる。などと言われていますが、弁護士費用の場合、弁護士が多くいるから弁護士費用が安くなるということはないようです。




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